逸話から「京都」という街の歴史や都人の有り様が多く浮かび上がってくる。狐までもが点前をするほどに「茶」が身近であるということ。狐や狸が闊歩するような山里であるということ。豆腐や油揚げが誰からも親しまれる身近な食材であるということ。そして何より、都人は生き物を大事にし、亡くなったなら丁重に弔い、その霊魂を祀る、「祖を敬う」という心根が染み付いていることだ。多く日本人は「仏」という言葉で死者を敬う。生
「祖を敬う」心根... の続きを読む
水辺の桜と同じく、いやそれ以上に、水際の紅葉もまた、味わいの深いもの。それが、京都を代表する散歩道、「哲学の道」沿いとあらば、なお一層、その美しさは際立つ。若王子橋から銀閣寺橋まで、琵琶湖疏水の流れに沿って、およそ二キロの散策路が続く。この間、多くの名刹が並ぶが、先ずは「若王子神社」から。同志社大学の創始者、新島襄の墓地があることでも知られ、入学希望者が合格祈願に墓参することでも有名。ただし彼らは
北へ向かって流れる紅葉を眺めて... の続きを読む
琵琶湖にミシシッピーのショウボートを模した船尾外輪船が走っている。琵琶湖汽船の遊覧船「ミシガン」がそれで、この船もなかなかよくできていて立派なインテリアのレストランでフランス料理を食べながら、たのしいクルーズができる。横浜港にもモダンな船型の港内遊覧船「マリーンシャトル」が九〇分のクルーズをしている。船内にパブ風のレストランがあり、飲んだり食べたりできる他、二、〇〇〇円のチャージを払うとロイヤルル
豪華な湖と港の遊覧船... の続きを読む
ホテルはいうまでもなく営利企業の一形態だが、不特定多数の人々が利用するため、社会的公器の色合いを帯びている。そうした役割に敏感なホテルでは、企業の社会的責任、つまりCSR(CorporateSocialResponsibility)を果たそうとするところも増え始めている。例えば、ザ・ペニンシュラ東京。こちらでは、ボランティア組織・ハンズオン東京との共同で、○九年一二月からおにぎりプロジェクトを実施
社会的公器としての役割... の続きを読む
振り返ってみると、昨今、私たちはホテル内でコック服姿の料理人を頻繁に見かけるようになったと思う。それまで、厨房の中でひたすら調理に勤しみ、黒子に徹していた彼らは、ブッフェ(バイキング)やオープンキッチンの流行に伴って次第に表に飛び出し、私たち利用者と接するようになった。そうすると、私たちの中にも、おいしさの新しい基準のようなものが生まれた。白衣姿の料理人の手から直接サービスされた料理ほどおいしいも
鉄板焼人気の秘密... の続きを読む
高田馬場から先は、再びDさんに先導していただく。諏訪神社でお参りしたあと、明治通りを横切り、再び早稲田大文学部の傍らを通って南下、東京女子医大や防衛庁の傍らを通り過ぎて、四谷消防署の消防博物館に立ち寄る。3台まとめてフレームにワイヤー錠を通し、広い自歩道のガードパイプにロックする。私のUKブロンプトンはなにせ借り物ですから、盗まれたらえらいことである。出来心を起こさせないのも大切なことなのだ。消防
なかなか面白かった消防博物館... の続きを読む
昨年の夏休みを利用して、家族旅行で山口県の美祢市へ行きました。美祢市には、秋吉台・秋芳洞があり、とても有名な観光地です。私は4人家族で、夫・小学生6年生と4年生の娘二人という家族構成です。なぜ、この美祢市を旅行先に選んだかというと、私が修学旅行で子供の頃訪れたことがあり、すごく感動した記憶が鮮明に残っていて、是非、子供たちにも見せたいと思ったからです。秋吉台では、車を降りて、少し歩きました。草原に
山口県の美祢市へ家族旅行... の続きを読む
屋久島へ3泊4日の家族旅行に行くことになりました。独身時代から一度は行ってみたいと思いながら実現できていなかった旅の実現に、嬉しくて嬉しくて子供たちよりウキウキしていました。旅行ガイドや、ネットの情報から屋久島の見所を熱く家族に語るのですが「行ってから見るからいいよ…」と少し冷たい反応でした。しかし、子供たちも興味を持ってくれたのが縄文杉。やはり、屋久島に行くなられは絶対に外せないポイントですよね
屋久島へ3泊4日の家族旅行... の続きを読む
家族旅行のときは、必ず温泉があるところにします。というのも、母が温泉好きなのです。時々友達と一緒に日帰りですが立ち寄り湯をめぐっています。特に泉質に詳しいわけではありません。ただ何となくここのお湯が好き、ということで行き先を選んでいるようです。確かに母がいいというところの温泉は本当に気持ちいいです。この間行ったところも、自宅から2時間ほどで到着するところでした。道の途中で美味しい食事を食べてから温
家族旅行で行く温泉は格別!... の続きを読む
ニンジンが嫌いな子供でも、カレーライスは大好き。でも傷んだニンジンが入っていて腹を壊したら、「やっぱりニンジンかよ」と思ってしまうものですね。傷んだニンジンを食べてしまった己の責任回避的な思考なのだ。勝手な気もするが、そのほうが傷つかない。でも、その後もカレーライスのニンジンは食べ続ける。問題の本質は傷んだニンジンであって、ニンジンそのものではないと、ちゃんとわかっているわけ。そんなものです。ただ
ニンジンが嫌いな子供... の続きを読む